豊橋市の古刹・願成寺で、
チタン本瓦葺施工中
2008年4月17日

愛知県豊橋市の願成寺で、目下、カナメ名古屋支店による本堂屋根の改修工事が進められています。
カナメといえば、浅草寺宝蔵門のチタン本瓦葺でもおなじみですが、この願成寺の屋根改修にもチタン本瓦葺が採用されています。

願成寺は、大永2年(1522)の創建という古刹で、現在の本堂も寛政2年(1790)に建てられ、大正10年(1921)に現在地に移築・増築されたものといいますから、すでに築後200年以上、移築以後も90年近く経過しています。

本堂はこれまで瓦葺でしたが、今回の改修でチタン本瓦葺が採用されたため、屋根の軽量化により構造への負荷が軽減されるとともに、葺き替えの必要がなくなるものと期待されます。


■物件データ
願成寺
・住所:愛知県豊橋市
・設計・施工:株式会社カナメ 名古屋支店
・屋根材製作:ルーフシステム株式会社
・使用材料:アルミナブラスト(AD03)板厚0.3ミリ
・工法:チタン段付き本瓦葺
・施工面積:約289平方メートル


 
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