佐川急便50周年記念事業で誕生した
佐川美術館・樂吉左衞門氏創案の茶室屋根に
新日鐵チタンを採用。
2007年10月4日

滋賀県守山市、琵琶湖を望む風光明媚な環境に立つ佐川美術館に、新たな展示室として「樂吉左衞門館」が誕生。その併設の茶室屋根に、新日鐵チタンが採用されています。

「樂吉左衞門館」は、佐川急便株式会社創業50周年記念事業の一環として開設されたもので、陶工の名門樂家15代樂吉左衞門氏ご本人がコンセプトを創案。
本館を囲む水庭の地下に展示室が設けられ、その展示室上部の水庭に浮かぶかたちで、茶室が建設されています。

設計は株式会社竹中工務店、屋根の施工は田原板金製作所
田原板金製作所は、京都府板金工業組合の理事長を務め、これまでも「小倉百人一首の殿堂・時雨殿」をはじめとする物件で、次々とチタン屋根の施工を手掛け、関西圏でのチタン屋根の展開に尽力しています。

なお、佐川美術館は佐川急便創業40周年を記念して開設された社会貢献型の美術館で、日本を代表する画家・平山郁夫氏および、世界的に高い評価を博する彫刻家・佐藤忠良氏の作品を収蔵展示しています。
その本館の屋根においても、当社PB製品の 美段化粧瓦棒(製造:株式会社忠技研)をご採用 いただいております。


■物件データ

佐川美術館別館(茶室)
・施主:佐川美術館
・設計:株式会社竹中工務店
・建設:株式会社竹中工務店
・屋根施工:田原板金製作所
・使用材料:アルミナブラスト(AD03)板厚0.3ミリ
・施工面積:400平方メートル




左奥は美段瓦棒採用の本館屋根

 
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