中国・杭州大劇院、台湾・Taipei Arenaの
屋根・外装にチタンを採用
新日鐵の建材用チタンの累計受注量が1,000トンを突破
2006年5月10日

 中国の漸江省の省都である杭州市において、『杭州大劇院』の外装パネルとしてチタンが初めて本格的に採用されました(写真上)。
 台湾の台北市においても、『Taipei Arena』の屋根・外装パネルにチタンが初めて本格的に使用されました(写真下)。

 いずれも採用されたのは、新日鐵のチタン材です。新日鐵では、変色しにくく、表面を均質に仕上げる開発を行うとともに、陽極酸化による発色・アルミナブラスト等の豊富な表面仕上げメニューを揃えるなど、建築物の屋根・外装への適用を鋭意推進しており、それに伴い受注量・受注件数ともに着実に増加しています。

 最近においても、新日鐵の建材用チタンは、九州国立博物館(チタン使用量52トン)、中国・国家大劇院(同65トン)、スペイン・Marques de Riscal Winery Annex(同12トン)等、国内外の大型物件に続々と採用されています。

 このたびの2件を加えて、新日鐵の建材用チタンの累計受注量は、1,000トンを超えることとなりました。

■物件データ

中国・杭州大劇院(外装パネル)
・施主:杭州市
・施工面積:約1万平方メートル
・外装パネル:三菱化学産資株式会社のチタン・ステンレス複合パネル
・チタン使用量:15トン
・開館:2004年9月

台湾・Taipei Arena(屋根・外装パネル)
・施主:台北市
・施工面積:約2万平方メートル
・外装パネル:三菱化学産資株式会社のチタン・ステンレス複合パネル
・チタン使用量:50トン
・開館:2005年12月


※上記2件は三菱化学産資株式会社の海外チャンネルを通じて受注いたしました。

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