富士の裾野で、随所にチタン建材を使用した個人邸新築

家屋の腐朽を防止し、長寿命化をはかるため
屋根本体ほか水切りなどにも、新日鐵のチタンを採用
2005年10月31日

 屋根本体にとどまらず随所にチタン建材を使用した個人邸が、このほど、静岡県御殿場市で竣工しました。

 チタン建材が採用された理由には、「公害や酸性雨に強い」といった物性面はもとより、「親子二代で住み継ぎたい」とのご意向から、ライフサイクルコストでも高くご評価いただいたことによります。

 また、施主様ご自身も長年、金属加工のお仕事を手掛けてこられ、鉄、アルミ、銅など一般的な金属製建材の長所・短所に精通されていたことから、「個人住宅にチタン建材を使う」という発想に、大きな理解と共感をお示しになりました。

 また、チタン建材のメリットの中でも、特に耐食性に着目され、「雨漏りなどによる家屋本体の腐朽を防止し、メンテナンスの手間をかけず長く住み続けたい」とのことから、屋根のみならず、水切りなどのパーツにも広範にチタンをご採用いただく運びとなりました。

 施工にあたったのは、社長自身が茶人として知られ、社寺建築、茶室・数寄屋建築、木造在来建築に実績を誇る有限会社加藤美建(静岡県伊東市川奈)。

 加藤和司社長は、「社会的にはまだまだチタン建材への認知度は低いが、今後の物件でも、施主様のご予算に応じてチタンを利点を説明しPRしたい」との抱負を語っています。


有限会社加藤美建
http://www.katoubiken.jp/









 
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