従来の本瓦葺き屋根を、
チタンで葺き替えるとどうなるか?
重厚な民家の屋根を新日鐵チタンで一新、
地震・雨漏り対策にも威力
2005年10月7日

 重厚な和風建築の一般住宅、その入母屋造りの瓦屋根をチタンで吹き替える――。
 茨城県の個人邸から、そんなご依頼をお受けしました。みなさんにもチタン屋根のイメージをお知りいただくため、家主様のご厚意により、その施工前と施工後の写真を紹介します。

 一般にチタン屋根は長持ちすることから、長くお住まいいただく新築家屋にふさわしいというイメージがあるようですが、近ごろではリフォームの際に、軽くて家屋本体への負担が少ないことから地震対策としてご採用いただいたり、すぐれた耐蝕性から雨漏り防止対策としてご採用いただくケースが増加しています。

 このたびのケースでは、瓦葺きで約10トンだった屋根の総重量が、チタンで葺き替えたことにより、その10分の1の約1トンにまで軽量化することができました。
 なお、当屋根の施工には、品位の高い著名物件で数多くの実績を誇る株式会社小野工業所が、その匠の技を発揮しています。

 リフォーム時にも急速に広がりつつあるチタン屋根。その理由として、「地震対策」や「雨漏り防止」に加え、「瓦屋根だといずれ建て替える際に瓦を廃棄する場所に困るが、経年変化の至って少ないチタンなら再利用できるため、相応の価格で引き取ってもらえる」といった点も、各施主様の評価ポイントとなっています。

 地球環境・生活環境を取り巻くあらゆる要因から、チタン屋根に対する信頼が高まっています。


株式会社小野工業所
http://www.onokougyosho.co.jp/


葺き替え前


チタンによる葺き替え後

 
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