IPゴールドチタンを生んだ
東洋ステンレス研磨工業様の技術力に
世界が注目しています

同社の快進撃を報じる2008年8月27日付の讀売新聞
ディズニーやフランク・O・ゲーリー氏が直接指名、
TV・新聞の取材も急増中

高品位・高耐候を実現したイオンプレーティングによるゴールドチタン(IPゴールドチタン)。その開発から製造までを担う東洋ステンレス研磨工業の技術力に、今、熱い視線が注がれています。

同社は、福岡県太宰府市に本社を構える金属研磨加工のエキスパート企業。
私どもとは主に建築用途向けのチタンを通じたお付き合いですが、その守備範囲は広範に及び、機械やプラントをはじめ、半導体や液晶画面製造装置向けといった、各種金属の超ハイレベルな表面処理で、揺るぎない信頼を築いてきました。

その技術力は、もはや世界が認めるところとなっていますが、とくに2003年、ロサンゼルスにオープンしたウォルト・ディズニー・コンサートホールの建設工事で、約5000枚にものぼる外壁パネルを、同社が設計者であるフランク・O・ゲーリー氏の指名のもと、米ディズニー社から直接受注するという快挙をなしとげて以来、専門紙のみならず一般向けメディアからも注目されるようになりました。

朝日、讀売、日経などの全国紙はもとより、経済産業省・九州経済産業局発行の情報誌『環』においても、同社が大きく取り上げられています。

最近では、TVQ九州放送「九州けいざいNOW」(2010年1月16日)で、「九州発 世界でここだけの凄い技術」として、同社の技術力の秘密が詳細にレポートされています。






TVQ九州放送「九州けいざいNOW」(2010年1月16日)でもクローズアップ。


九州経済産業局でも、地域が誇る世界的技術として情報誌で紹介

 

世界がなぜ、東洋ステンレス研磨工業に注目するのか

世界市場で同社が最初に金字塔を打ち立てたのは、2000年にアメリカ・カンザスシティーの大規模病院建設工事においてでした。
外壁パネル約5000枚の研磨を同社が受注、1枚も不良品を出さず、しかも納期厳守という仕事ぶりが「ミラクル!」と評され、アメリカ建築界で一世を風靡することとなりました。

それを契機に、米英の著名クライアントからの指名発注が相次ぐようになりますが、その1つが前述のウォルト・ディズニー・コンサートホールでした。

同社の技術に期待を寄せた設計者フランク・O・ゲーリー氏が、「帆船の帆が波打つように、昼間は白く輝き、太陽が傾いた朝夕は赤く揺らめく。光の移ろいとともに異なるイメージを醸し出す外壁パネルを」とリクエスト。
それを受けた同社では、約5000枚、約1万7500平方メートルに及ぶステンレスパネルを、特殊な複合研磨技術を駆使し、なおかつ全数を均質に磨き上げることで見事にクリアし、氏の絶賛を浴びることとなりました。このときもまた、不良ゼロ、納期厳守を実現。きわめてアーティスティックな要望に、確かな技術で応えることに成功したのです。

引き続き同社では、ニューヨークに建設中の76階建てビル「ビークマン・タワー」の外壁パネルを受注し、現在、約1万枚の表面処理加工に取り組んでいます。





写真はいずれも、TVQ九州放送「九州けいざいNOW」より


2008年7月23日付の日刊工業新聞で報じられたビークマンタワー受注のニュース

IPゴールドチタンに活かされるオンリーワン技術

快進撃を遂げる同社のキャッチフレーズは『金属化粧師』。
この聞き慣れない言葉の響きは、まさに同社がオンリーワン企業であることを物語っています。
世界が認める技術力は、同社にしかない「手の技」と「テクノロジー」の両輪に支えられているのです。
プラスマイナス5マイクロメートル(1マイクロメートル=100万分の1メートル)の加工精度を、研磨時の音や手に受ける圧力、光の反射などにより見極めることのできる熟練の技と、自社設計による何十種類もの研磨装置。この2つがうまく機能し合って、ビッグプロジェクトを次々と成功に導いてきました。

今や同社の技術は研磨だけにとどまらず、コーティングも包含したより幅の広い表面処理技術へと進化しています。産学協同プロジェクトとして、九州工業大学との間で進める次世代コーティング技術の開発も大きな話題を呼んでいます。
先進のチタン建材であるIPゴールドチタンもまた、こういった幅広い表面処理技術の果実の1つ。その完成度の高い光沢や平面性、また下地研磨による多彩な表情も、同社のみが保有し蓄積してきた高度な技術力により実現されたものに他なりません。
私どもが満を持して送り出したIPゴールドチタンも、いわば「東洋ステンレス研磨工業のオンリーワン技術」との出会いで誕生した「建材におけるオンリーワン商品」です。

金属表面処理の世界企業・東洋ステンレス研磨工業。海外の超一流たちから高い評価が寄せられ、一般メディアからも熱い視線が注がれる中、門谷誠社長以下、社内の士気はますます高揚しています。
IPゴールドチタンにおいても、さらなる技術的進化と、国際的な建材マーケットへの浸透が期待されています。


「九州けいざいNOW」の取材に応え、独自の企業コンセプト『金属化粧師』について語る門谷豊取締役統括部長


2009年6月9日付の朝日新聞記事では、チタンの研磨やIPゴールドチタンに話が及びました


東洋ステンレス研磨工業の技術が生んだIPゴールドチタンを施工した、六波羅蜜寺本坊壁面
■東洋ステンレス研磨工業株式会社
代表者:代表取締役社長 門谷 誠
住 所:〒818-01福岡県太宰府市水城6丁目31-1
電話:092-928-3733
FAX:092-928-5430
e-mail : info@toyo-kenma.co.jp
http://www.toyo-kenma.co.jp/