■日本の伝統美を守り継ぐ技術
 チタン+アルミナブラスト
新日鐵住金のチタン屋根が、和風建築にマッチする秘密は、ここにあります
 
日本の伝統建築の屋根材として、群を抜く実績を誇る新日鐵住金チタン。

それを支えるキーテクノロジーの1つが、アルミナブラストによる表面加工です。

金属を伝統の木造建築に使用する場合、その特有の光沢により周囲とうまく調和しないケースもあります。

新日鐵住金は、数奇屋研究所・心傳庵、木下棟梁の強い要請に応えるかたちで、『いぶし瓦』の風合いを目指したアルミナブラスト仕上を開発しました。これはアルミナ(研削材)を圧縮空気によりチタン表面に吹き付け、その表面を粗くすることによって、光沢を抑えた製品です。

日本ブラスト加工研究所・不二製作所の協力を得て、コイルラインによる、大量生産体制を整え安定した品質の製品を、送り出しています。

このアルミナブラストチタンの用途は、寺社仏閣の和風建築に限らず、美術館・博物館等にも広がり、意匠性やオリジナリティ、グレード感等を高める素材として、好評を博しています。

また、陽極酸化法との組み合わせにより、緑青色、コルテン色など、多彩な発色のアルミナブラストチタンもご提供しています。


アルミナブラスト処理工程
(写真協力:日本ブラスト加工研究所/不二製作所)
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アルミナブラスト処理と非処理の
チタン表面比較イメージ
アルミナブラスト
仕上
(AD03)
ロールダル仕上
(ND20)
アルミナブラスト仕上採用の代表例
光悦寺本堂 金閣寺茶室 浅草寺宝蔵門
上の各物件は、グッドデザイン賞、大谷美術館賞を受賞
 
北野天満宮宝物殿 宝塔寺 長谷寺
アルミナブラスト+陽極酸化法(緑青色)の代表例
サンドブラスト加工のエキスパート  サンドブラストのトップブランド