加藤美建・加藤和司棟梁が、
『棟梁が教える いい家の建て方』を出版。
全国書店で好評発売中です。

(2009年5月22日PHP研究所刊 税込み定価1365円)

大中寺本堂屋根のチタンによる改修を手がけ、いち早く個人邸にもチタンを適用された、有限会社加藤美建(静岡県伊東市)加藤和司棟梁が、PHP研究所より『棟梁が教える いい家の建て方』を出版されました。

本書は、本物の素材と良心的な工法にこだわった家づくりに専心してこられた加藤棟梁が、その豊富な経験や、幅広い知識を、建築の素人にもわかりやすく読めるようにと著されたものです。
現在の日本の家づくりの問題点を、現場からの視点で詳しく指摘しながら、納得のいく家を納得のいく費用で建てる方法を、丁寧に紹介しています。

加藤棟梁が本を書こうと思われたのは、今から4年ほど前のこと。
「建築の本には建築士や学者の話が多く、職人の考えや体験が綴られたものが少ない。これでは家を建てる人たちの本当の参考にははらない」
という思いが出発点とのことです。

長年にわたり「本物」を追究してこられた加藤棟梁渾身の作。また、一部、チタンについて触れられた記事もあります。
ぜひご購読いただきましたら幸いです。

5月24日には、若い日の加藤棟梁が、日本建築の大家・杉山隆氏のもとでその書院新築工事を完工し、加藤美建の出発点となった大中寺にて出版記念パーティーが催されました。
お客様や業界関係者はもとより、芸術や伝統文化に関わる多彩な方々が一堂に会し、盛大な祝宴となりました。

司会を担当された大中寺・下山光悦ご住職をはじめ、ご列席の皆様は、建築をこよなく愛する方々ばかり。施主様やご関係者と、加藤棟梁との素晴らしい間柄が、ひしひしと伝わってきました。そういう環境の中で、実力が開花し、数々の名建築が生み出されることになったのでしょう。
やはり建築とは、施主様のご理解と、それに応える設計家、施工関係者の技術や情熱があってこそ成り立つものであるということを、改めて確認させていただきました。


加藤美建ホームページ
http://www.katoubiken.jp/

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