加藤美建・加藤和司棟梁が、東京・銀座のギャラリー ミハラヤで、
個展「艸山の茶美」を開催されます。

会期:2008年9月29日(月)〜10月5日(日)

早くからチタン屋根葺の個人邸を手がけられ、最近では静岡県沼津市の大中寺の本堂改修工事で、チタン屋根の美を端正に表現された有限会社加藤美建(静岡県伊東市)の加藤和司棟梁が、2008年9月29日から10月5日まで、東京・銀座のギャラリー ミハラヤで、個展「艸山の茶美」を開催されます。

加藤棟梁は艸山の雅号をもち、茶杓・花入などを制作されています。個展の開催、展覧会への出品はもとより、茶道専門誌でも作品が紹介されています。

個展は1998(平成10)年、畠山記念館で開催されて以来10年ぶりとなり、今回の「艸山の茶美」では、東大寺・二月堂「お水取り」の松明の燃え止しでつくった茶杓、古材を使った花入れが展示されるほか、加藤棟梁の意欲作「組立式置茶室」が出展されることも注目されます。

「組立式置茶室」とは、一般住宅、マンションを問わず、6畳1間のスペースがあれば設置できるという手軽なものでありながら、壁はすべて塗り壁、柱なども本格的な茶室仕様とされるなど、すべて本物でつくられた茶室です。

この「手軽かつ本格的」という他に類を見ない茶室には、日本人の住環境がめまぐるしく変化する中でも、日本建築の素晴らしさを少しでも多くの人に理解してもらい、その伝統を後世に何とか受け継いでもらいたいという加藤棟梁の熱い思いが込められています。

会場となるギャラリー ミハラヤは銀座1丁目にあり、山手線、地下鉄の駅からもすぐという便利な場所。
みなさまも是非お越しください。


   艸山作 花入と茶杓

  組立式置茶室
「艸山の茶美」

■会期 2008年9月29日(月)〜10月5日(日)
■時間 午後0時〜6時30分
    (最終日は午前11時30分〜午後1時30分)
■会場 ギャラリー ミハラヤ
     〒104-0061
     東京都中央区銀座1-4-6 紅雀ビル1階
     電話・FAX 03-3564-4466
   ・JR山手線「有楽町駅」京橋口から徒歩3分
   ・地下鉄有楽町線「銀座1丁目駅」
    出口5から徒歩1分
   ・地下鉄銀座線・丸ノ内線・日比谷線「銀座駅」
    出口B4から並木通りを徒歩3分

 
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