イオンプレーティングによるゴールドチタンのデビューを記念し、
気鋭の建築家によるデザインコンペ
『黄金が空間を構成する』を開催いたしました。
     
2008年10月24日


2008年10月24日、当社役員会議室において、気鋭の若手建築家によるデザインコンペ『黄金が空間を構成する--ゴールドチタンの可能性を探る』を開催いたしました(プロデュース:建築ジャーナリスト中崎隆司氏)。

主催は当社ならびに株式会社カナメルーフシステム株式会社
イオンプレーティング法による高品位なゴールドチタンの市場デビューにちなみ、

耐候性にすぐれ、金さながらの質感をもったこの新しいチタン建材と、建築界を担う新たな才能との出会いが、建築表現にいかなる可能性をもたらすか

をテーマに、若きクリエーターたちの創造性を鼓舞するとともに、より広範なチタン建材の用途を探ることを狙いとしたものです。

コンペに参加いただきましたのは、

乾久美子氏(乾久美子建築設計事務所 http://www.inuiuni.com/

沢瀬学氏+内山敬子氏(KEIKO+MANABU http://www.keikomanabu.com/

永山祐子氏(永山祐子建築設計 http://www1.odn.ne.jp/yukon/index.html/

原田真宏氏(マウント フジ アーキテクツ スタジオ http://www14.plala.or.jp/mfas/fuji.htm

平田晃久氏(平田晃久建築設計事務所 http://www.hao.nu/

の5名(五十音順。プロフィールは各ウエブサイトをご参照ください)


審査員には、山本恵久氏(日経PB社・日経アーキテクチュア・プロデューサー)、中崎隆司氏をはじめ、イオンプレーティングによる金属表面処理のエキスパートでありゴールドチタンの生みの親でもある門谷誠氏(東洋ステンレス研磨工業株式会社代表取締役)、イオンプレーティングのチタンへの適用を強力にバックアップした徳野清則氏(新日本製鐵株式会社チタン事業部技術グループマネジャー)をお迎えするとともに、主催者側から渡部正道氏(株式会社カナメ・ルーフ部門部長)、安藤修一氏(ルーフシステム株式会社取締役工場長)、および弊社チタン営業室長・重石が加わりました。

各氏の作品は写真の通りですが、固定概念にとらわれない自由な発想とデザイン力は、審査員、主催者の期待を超えるものがあり、すぐれたアイデアと結びつくことで、ゴールドチタンの市場は必ず広がりゆくのではないかという嬉しい感触を得ることができました。
また、各氏のプレゼンテーションの巧みさに、主催者一同、大いに勉強させていただきました。

今後、審査員の入念なディスカッションにより、発想、着眼点、デザイン力、市場性、また、製品特性とのマッチングや加工性等、幅広い観点から最優秀作品を決定いたします。

最優秀作品は試作を行い、発表会を開催する予定としております。

さて、どの作品が選ばれ、試作品としてみなさまの目に触れることになるのか、どうぞご期待くださいますようお願いします。

なお、当コンペの模様は、日経BP社が主宰する建設・不動産の総合サイト『ケンプラッツ』(下をクリック)でも紹介されています。

 ●ゴールドチタンのデザインを若手が提案──5組が挑む01
 ●“金ピカ建材”を建築家の発想で操る──5組が挑む02


乾久美子氏
ゴールドという特別な色を、いかにマーケットに受け入れやすいものとするかに狙いを定めた戦略的な作品です
 >>>>作品詳細
沢瀬学氏+内山敬子氏
チタンの特性を深く掘り下げた上で、一般社会におけるチタン建材への認知度を高めるための幅広いアイデアが盛り込まれました
 >>>>作品詳細
永山祐子氏
ゴールドチタンが映し出す優美な影に着目。遊び心あふれる斬新なアイデアをご提示いただきました
 >>>>作品詳細
原田真宏氏
耐震性能やエコの視点から、近代の建築遺産をゴールドチタンのドレスで包むことで未来に伝え継ぎたいという意欲作です
 >>>>作品詳細
平田晃久氏
三次元に成型したゴールドチタンのパーツをシステマティックに組み合わせていくことで多様な造形を生み出すという、夢のあるご提案をいただきました
 >>>>作品詳細


 
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