九州が熱い(2)
福岡県の長谷寺、愛鷹神社に緑青色のチタン屋根。
裾野の広がりを実感させる事例です。
2007年6月18日

福岡県福津市にある長谷寺(ちょうこくじ)。このほど境内に立派な位牌堂が造営され、その端正な宝形造の屋根に緑青色チタンが採用されています。

写真でもご覧の通り、かなり大面積の屋根ですが、一文字葺きのシンプルなデザインが、伝統の宝形造にマッチし、アルミナブラスト+緑青色による表面処理が、いつまでも飽きの来ない深い味わいを醸し出しています。

設計は尾塚建設株式会社、施工は井出板金加工。両社ともに、チタン屋根のポテンシャルに着目し、施主様への提案、設計施工にと、チタン屋根の普及に熱心に取り組むパートナーです。


また、この長谷寺から、車ならすぐの場所にある福岡県古賀市の愛鷹神社(あしたかじんじゃ)。人里離れてひっそりとたたずむこの神社の屋根にも、緑青色チタンが採用されています。

設計施工は同じく尾塚建設株式会社と井出板金加工。こちらの場合は、いったん境内のお堂をチタン葺きにし、その後拝殿もチタン屋根にと、2度にわたっての施工となりました。

竣工なったばかりの浅草寺宝蔵門が早くも大きな話題を巻き起こしていますが、近ごろ、ここ九州でも着々とチタン屋根の採用が進んでいます。

地元密着型企業の熱心な取り組みによる施工実績の積み上げ。また、愛鷹神社のようにリピート施工をいただけるのも、チタン屋根への高い評価の証として、さらなる裾野の広がりを感じさせるものとなりました。








 
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