浅草寺宝蔵門のチタン屋根・鬼瓦が
大谷美術館賞を受賞
新日鐵チタンで2度目の快挙
2007年3月19日

 かねてより当ホームページでもご紹介してまいりました「チタン製段付き本瓦葺き屋根及び鬼瓦(浅草寺宝蔵門)」が、平成18年度大谷美術館賞を受賞、3月10日に表彰式がとり行われました(清水建設株式会社、新日本製鐵株式会社、株式会社カナメ、ルーフシステム株式会社、株式会社響コーポレーションの5社共同受賞)。

 大谷美術館賞は、同美術館の大谷利勝館長が、永年、金属を研究されてきた立場から、デザインではなく材料そのものの表面の美的評価向上に関する優れた作品および顕著な技術・業績を表彰するために企画された賞です。

 新日鐵チタン採用建築としては、平成16年度の「伝統美・夢素材の屋根 アルミナブラスト仕上げのチタン屋根・外装材」に続いて2度目となります。      

 今回受賞となった浅草寺宝蔵門においては、その改修にあたり、従来の屋根瓦や鬼飾りが、耐震性や安全性が高く軽量で耐久性に優れる「新しい素材」チタンに葺き替えられることになりました。
 それに際して新日鐵は、素材供給メーカーの立場として、施主様のニーズに応え、また、新たな屋根材であるチタンの可能性を追求するべく、本瓦葺き用には良加工性軟質材を、鬼瓦用には加工性の極めて優れた「Super-Pureflex」を供給しています。

 なお、前回の受賞ならびに大谷美術館・大谷美術館賞につきまして、詳しくは2005年3月22日付「チタン建材最新レポート」をご参照ください。




このレポートは、新日本製鐵株式会社の監修の下に作成しております
 
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